桐たんすは質の良さが価値の違い 国産の桐材を使い一棹一棹丁寧に造りあげお届けします 桐たんす専門工房

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職人自らが厳選した良質な桐。

桐たんすの材料となる桐材には、どういったものが適切なのか。
桐たんすとしての機能が充分発揮できて、さらに見た目に美しいものこそが、最も適切とされています。
良質な桐とは。日本では会津桐が有名です。しかし、会津で取れたものすべてが良質とは限りません。
桐箪笥にふさわしい真っ直ぐで柾目の細かいもの。特に冬寒さが厳しいところで育ったほど、冬目がはっきり出てとても美しいのです。
土がやせたところほど一年間の年輪は狭く、とても締まった堅い木に育ち、良質となるのです。
また、風の影響で揺れがある木は、柾目は波打ちします。まっすぐ伸びた木というのは、風の影響を受けず成長した木なのです。
このことから、良質な桐材というのは年間にごくわずかしか採ることができないというのは、お分かりだと思います。
桐たんす専門工房で使う桐の木は、良質なものだけを桐たんす職人自らが市場へ出向き厳選しているものなのです。
材料選びは、桐たんす職人なら一番こだわるところでしょう。

                                                          
桐たんすの箱本体があり組工法。

桐たんすの箱本体がアリ組工法でつくられていることは、めずらしいです。
ほとんどの桐たんすは、マス組み工法なのです。
これは、どのような違いがあるのか。
マス組みは、マスを見ていただくと分かりますが、四角の凸凹で組み合わせているもの。
アリ組みは、台形の凸凹で組み合わせているものです。
マス組みは、重ね合わせただけでは動くので、釘がたくさん必要になりますが、
アリ組みには前一箇所だけの止め釘だけとなります。
アリ組み工法の方が、作業技術が必要なゆえ、木の呼吸がスムーズに行えるので、古くから越前の桐たんすにはこの技術が使われています。湿度が高い越前だから生まれた先人の知恵なのですね。
技術の進歩でアリ組みを簡単につくることも可能なのに、当工房職人は手作業でノミを使いつくるのです。
なぜでしょう。
木は一本一本質が異なり、呼吸を続けています。同寸法で切断すればピタリと合うはずがないのです。
木の質を確かめながら水分を吸った場合、吐いた場合を考えながら一つ一つ微妙な加減でアリを造っていくことで、緻密性が高まるのです。
                                                         

木くぎの一本までが手づくり。

木釘もわざわざ作らなくても市販されているものです。
しかし、当工房では手づくりです。
こんな数ミリの釘一本にこだわるのも職人だからなのだと思います。
この木釘を打ち込むのは、マス組み工法の桐タンスに比べると非常に少なく、10分の1程度です。
桐たんす専門工房で使う木釘は、手作業で削りわざと中太めでつくりあげます。
これにも理由があり、中太めで一気に打ち込むことで抜けにくく丈夫になり、外観では木釘は目立たなくなるのです。
いかに丈夫で機能的できれいに仕上げるか桐たんす職人は繊細なところにこだわります。

すべての工程を一人の職人が手掛けるから狂いなく仕上がる。

大量に製造する桐たんすというのは、材料を仕入れする人・木取りをする人・作る人(職人)・塗装する人・配達する人 というように担当わけされているのです。
このすべての工程を桐たんす専門工房では、一人の職人が担当し一棹の桐タンスをしあげています。。
昔からこのすべての工程が出来る人のことを桐たんす職人と呼んでいたのです。今では、製作するだけの職人さんも多いです。
どうして、こんな手間のかかることを一人でするのかと疑問に思うかもしれませんね。
桐たんすは、機能的で美しく繊細に造られているから
 「日本家具の一級品」といわれ、古い伝統があるから伝統工芸品とされているのですが、
大量に生産されれば従来の桐タンスとしての機能は全くはたさず、見た目が桐たんすというだけなのです。
基本となる桐材も、化学薬品(漂白剤)を使用してアク抜きしたものもたくさん出回っています。
こんな材料で造られた桐たんすに着物を何年も収納したら変色し生地は薄くなり高価な着物を一度も袖を通すことなく捨てることになるのです。
桐たんす専門工房が全工程を一人が担当することは、伝統を守り完璧に造り上げてこそ従来の桐タンスに仕上がるからなのです。

・桐材も市場へ出向き目で見て触れて買い付けする技術
・桐の木はアクが強いのでアクが抜けるまで自然乾燥する見極める技術
・木の杢を見ながら仕上げを考えながら木取りをする技術
・作る技術
・夜叉の実を一番良い色になるまで煎じ着色する塗装する技術
・お客様にお会いし大切に使っていただけるよう説明できる技術
・洗い直しの技術

このすべての技術をもつ桐たんす職人が造り上げるから後の狂いが生じなく見た目に美しく機能的な桐たんすとなるのです。
一棹に一ヶ月もかかる桐タンスです。150年200年使い続けていただけるだけの価値はあります。


桐たんす専門工房が造る桐箪笥は、他とどう違うか。
桐箪笥は、素人感覚では機能面も同じ見た目も同じなのかも知れません。

桐箪笥は、全国各地で伝統工芸品として取り扱われている貴重なモノの一つですが、
職人も違えば、伝えられた伝統も違う造りも違うのです。


デパートに並べられた桐箪笥を店員さんはこのように説明するのです。
「やはり、国の指定を受けている伝統的工芸品にかなう物はないですよ。見てください、この方が造ったのです。この方は○代目で・・」

と、すすめてくるのです。
商品の説明などしてくれないのです。

確かに、国の指定を受けているという地位にはかないませんが、
造りのよさ、質の良さ、見栄えの良さから言えば、桐たんす専門工房の桐箪笥にかなう物はないと思います。

実際に、伝統的工芸品である加茂の桐たんすを造る職人が、このサイトを見て見学に来られたのです。
その職人さんは「職人としてうらやましい。ここまでするのかというくらいこだわっている。こんな桐箪笥はじめて見ました。」

と絶賛していただいたのです。
私も職人です他人の造る桐箪笥は気になります。
しかし、桐たんす専門工房の桐箪笥は他より良くとわざと考えて造り上げた物ではなく
江戸時代からずっと受け継がれてきた伝統をそのままに今もつくり続けているだけなのです。
ただ、昔は地元の桐材を使用していたのですが時代とともに交通の便も良くなって、桐たんすアリ組み工法
市場で良質の桐材も手に入るようになり、ランクの高い桐材を使用するようになりました。

武生桐箪笥は福井県の伝統工芸品に指定されています。江戸時代から続く伝統ある桐箪笥です。
他とどこが違うか。


・良質な桐材しか使わないこと
・本体もがアリ組みであること
・八分板を使用すること
・木くぎも手づくりであること
・箱の裏も箱本体の裏面もツルツルに仕上げていること


引出しは全部サイズが微妙に違う。

当工房でつくる桐たんすは、引き出しのサイズが微妙に違うので、一番上の引き出しを一番下へ入れることは厳禁です。
なぜなら、桐たんす専門工房の桐箪笥は木の質を確かめ木の動きも考えた上で箱本体との密着度を最高にしたつくりにしているからです。
木はそれぞれ違うもの動きも違ってくるため、同じ引き出しではダメなのです。
桐たんすというのは、一棹一棹丁寧につくるもの。
この意味とは、木質を確かめ木取りをし、箱本体をつくり、引き出しをつくる。何度も何度も入れたり出したりしながらカンナをかけながら調子を確かめる。けっして、一気に箱本体をいくつも造ったり、引き出しを大量に同じ物を造ったりという造り方ではなく、一つの桐たんすを初めから仕上げまで精魂こめてつくっているということなのです。

木は切った後も生きている。

木というのは、伐採した後も生きていて、呼吸をつづけます。桐たんすアリ組み工法
もちろん、製品化された後も木は、うごきつづけるのです。
雨の日には、湿気を吸い、晴れた日には、水分を吐き出す。
大きな無垢のテーブルだと、気候によって多少変化がわかり面白みがあるものです。

桐たんすも充分なアク抜き乾燥した後も、造っている最中にも動くのです。
木は、一本一本質が違います、目の大きい木、目の細かい木様々です。
こんな木を同じ切り方でアリに仕上げても、無意味なことなのです。

当工房の桐たんす職人は、目と手で木の質を確かめ一つ一つアリをつくっていくのです。
組み合う二つの板目を考え、木が水分を含んだとき、吐いたとき、すべて計算しつくっているのです。


桐たんす専門工房の桐たんすは真似できない。

桐たんすは緻密につくられているから、価値があるのです。
伝統のまま造らず、コストを下げ年間何千本も売る大きな会社もありますが、
当工房では伝統を崩さないやり方でこれからもつくり続けます。

こんなホームページを立ち上げていると、中国からこんなメールがよくとどくきます。
「同じ物を大量生産します。年間1000本手作業でつくります。企業拡大の応援します。」というメールです。
いくら手が器用でも今当工房で造られている桐たんすを造る事は、不可能です。
桐たんすを造るには、確かな目と質を確かめる手が必要なのですから。
カンナを使えるまでに10年という職業、桐たんす職人だから、こだわってしまう仕上げ方、お客様の喜ぶ顔を思い造り上げる心、
自分が納得いく桐たんすをお届けしたいから、年間20棹しかつくれないがこのままで良いと思うのです。

桐たんす専門工房には、先日新潟の同業者の方がどうしても当工房の桐たんすを見せて欲しいというので見学に応じたことがあります。
同じ桐たんす職人でさえここまでやるかと感心され、「こんな桐たんすは他にないですよ。」と一言
職人としては真似したいけど、うちの会社ではコストもかかってできない。うらやましいですよ・・・。と

桐たんす専門工房にようこそ。

年間20棹しかつくらない。

桐たんす専門工房は、小さな工房です。
職人が3人が、それぞれ
一棹一棹丁寧にお造りします。

桐たんす職人としてのこだわりから、
良質の桐材しか使いません。
総桐箪笥に使えるような良質な桐材は、年々減ってきているのが現状です。
その為、桐たんす専門工房では
年間20棹しかおつくりすることが出来ません。


また、武生桐箪笥は桐材が厚いということ、本体もがアリ組み工法ということで、
湿度が高い地域
にお住まいのお客様に是非お使いいただきたい桐タンスです。
また、今後の
アフターフォローにもお答えできる店づくりをしています。ご安心下さい。

申し訳ございません。。

桐たんす専門工房は、職人が3人だけのちいさな工房です。職人が、一棹一棹丁寧におつくりしています。
一棹一棹:(木は杢がそれぞれに違います。箱本体をつくり、その後引き出しを作るのですが引き出し一つ一つ微妙な加減で大きさが異なるものです。
桐たんす職人はカンナを使い何度も入れて削ってを繰り返し、その場所にピッタリの引き出しをつくりあげるのです。それが一棹一棹つくるということです。
決して、一気に本体ばかり、引き出しばかりという作りかたをしないのが、本物の桐たんすです。)
その為どんなにがんばっても、当工房の桐たんすは
大きい一棹ものですと年間20棹しか作ることができません。

職人が、材料の仕入れから製作、塗装、配達まですべて行う工房です。
桐たんす専門工房は大量生産にはない、完璧なものづくりをしています。自信をもって販売しています。
今後は、お客様へのアフターフォローにもお答えできる工房をめざし、一人ひとりのお客様を大事にしていきたいと考えております。
申し訳ございません。長期お待たせいただく場合がございますが、ご了承くださいませ。2007年6月現在7ヶ月待ちとなっております。
すぐに欲しいという方のために展示品の販売もしております。お問い合わせください。

高価なお買い物です。お客様ご納得の上お買い上げいただく為、
なるべく一度ご覧いただいてからのご購入をおすすめします。
大変ご面倒ですが、御来店もお待ちしております。
商品の展示は、
PEaPAまつ井販売店にて行っております。
桐たんす専門工房は松井が担当しています。

桐たんす専門工房は松井直美が担当させていただきます。
桐たんすについてのご質問、ご相談、お気軽にお申し付けください。
ールでのお問い合わせにつきましては迅速にお答えできるよう心がけておりますが、場合によりお待たせすることもございますのでご了承ください。
今後ともよろしくおねがいします。
桐箪笥は、地方により造り方、使われる材質は様々です。
それは、その土地その土地の気候や風土、その土地で育った材料の違いなどが作品にも現れてくるのだと思います。


桐箪笥に使われる桐材。

桐箪笥に使われる桐材は、いかに柾目が細かいか?いかに柾目がまっすぐか?で出来栄えが違ってくるものです。
柾目が細かいということは、見た目にきれいなのはもちろんですが、
木が堅く、丈夫でもあるのです。
どれだけ、材質を吟味しているかこれも職人の質の差かもしれません。
日本家具の一級品といわれる桐箪笥。
材料選びは、もっとも重要視されています。

桐といえば、会津桐が有名です。
しかし、これも育った場所で質が異なりよい物もあれば悪い物もあります。
近年では、国内の桐材より上質とされるものに北米の桐材があります。
これは、寒さが日本よりも厳しく、夏が短く、風の影響が少ないために、
まっすぐで目が細かく冬目がくっきり現れている桐材です。

桐たんす専門工房で使われる桐材は、地元産だからとか会津桐だからとかにとらわれず、
職人が自ら市場へ出向き、上質な桐だけを厳選して使用しています。


桐たんす専門工房では8分板を使うのはなぜ。

武生桐箪笥の板に、8分板を使うというのは、
越前は、とても湿度の高い地域です。
梅雨時期や冬は、除湿機なしでは生活できないくらいです。

そんな地域だから生まれた先人の知恵がここにあるのです。
”板を厚くして、湿気をより多く吸収してタンスの中身を守る。”

桐材は、8分(24mm)よりも厚くなると桐材の中にたまったアクが抜けなく、あとで黒ずんだりしてきます。
だから、ふつう桐箪笥というのは、24mmが最高とされるのですが・・・。
しかし、知ってか知らずか「桐タンスに30ミリの厚い板を使っています」と謳い、売っているものもあります。

武生桐箪笥(たけふきりたんす)は、江戸時代から続く伝統を今でも大切に受け継いでいる商品です。
古くからの伝統である桐材が8分(24o)。先人が生んだ知恵を大切にしていきたいものです。
当工房が、桐箪笥に使う桐材は、
桐の丸太を8分(24o)に製材した板、それをアク抜きし、乾燥し、木取りして製作しています。
この工程で、反りがあればけずったり、微調節でカンナをかけたりするので、
桐箪笥が24mmで仕上がるというものではありません。

アク抜きの危険なもう一つの方法。

ここで、アク抜きにもう一つの方法があることも、知っておくとよいと思います。
アク抜きとは、桐の木は草科ですので、アクが強くまっ黒です。
これを、化学薬品(いわゆる漂白剤)につけこむのです。
こうすることで、桐の木はまっ白にはなるモノの、後々たいへんなことがおきてくるのです。

このような桐箪笥に大事なきものをしまっておけば、当然、きもののような特殊な生地や染物は、
生地は薄くなり、色は変色し、喪服などには歴然とあらわれてきます。

桐箪笥は、安いから買う、高いから安心ではないのです。
ご自分の使う桐箪笥がどのような工程で造られたのかアフターフォローが万全か知ることが必要です。
桐箪笥というのはあなたのお孫さんが使う日がいつか来る箪笥なのですから。

桐箪笥にしまわれるものというの着物や骨董品にしろ、桐箪笥以上に高価です。
是非、お買い求めの際は桐箪笥の中を守るものとして慎重にお選びいただきたいです。

総桐タンスには、愛される理由があります。
あなたの孫が使い、さらにそのお子様が使い。というように
末永く使い続けることができることが、魅力の一つです。


どうして桐タンスはそんなに永く使えるのか。

総桐タンスは、洗い直しという作業が出来るタンスです。
洗い直しが出来るから末永くお使いいただけるのです。
言葉のとおり、お湯で洗い、カンナで表面を削り新品同様に仕上げることです。
こんなことが出来るのは、総桐タンスだけです。
現に、おばあちゃんがお使いであったタンスも洗い直しされお孫さんのお嫁入り道具としてお使いの方も、
当工房のお客様にはたくさんいらっしゃいます。

総桐タンスというのは、桐が水分を吸ったり吐いたりすることで、タンスの中身を守ってくれます。
20年30年と使い続けるうち、調湿を日常繰り返し行うことで、表面は赤茶けた感じになり、野暮ったくなります。
この汚れは、もちろん日光、チリやホコリも関係してきます。

真っ白だった総桐タンス、古くさくなったものの桐タンスとしての機能は充分果たしてくれます。
しかし、部屋に置いておくのには、ちょっと・・・っとなった時、新品同様にかえることができるのです。
洗い直しという作業は、職人がカンナを使い行います。1ミリにも満たないくらいの薄い表面の汚れだけを均一に削り落とします。
ペーパーによる削り落としをしている業者もありますが、これは仕上がりに差がでます。


価値ある総桐タンスをいつまでも。

伝統工芸品と呼ばれる物は、どれもすばらしく、品があり、我が家の家宝と大切にされています。
モノがあふれている現代は、なんでも安く手に入る=粗末にする。
親がすることを子は真似をするものです。
親が、高価なものが好きで、大事に永遠に持ち続ければ、子も大事に使い続け価値あるモノにかわっていく。
家を見れば大抵分かります。良いもの好きのお宅というのはなんとなくすっきりしていて、余計な物がないです。
価値あるものを大切にきれいに使われています。
私達も配達してお部屋へ入った時、「ものを大事にしてくれるなぁ」と安心できるものです。

モノがあふれている世の中ですが、お子様に心を教えてあげることも必要なのでは。
総桐タンスが価値あるものかどうかは、お使いいただいた方だけがわかることだと思います。
総桐タンスを使っている方は、必ずお嫁に行くわが子にも買いあたえます。
これは、良さが分っていただけたという証なのです。
二世代がお買い上げいただたそんな時は、本当にうれしいものです。

桐タンスには、ランクがあります。

桐タンスの全部か゛150年も200年も使えるわけではございません。
総桐タンスなら150年も200年もつかえるのです。
桐タンスにはランクがあります。
桐ばりタンス・前桐タンス・三方桐タンス・四方桐タンス・総桐タンス の順です。
このなかでも、桐ばりタンスというのは、桐の薄く削ったものを見栄えよく貼っただけですので、洗い直しは出来ません。
昔のタンスは、前桐タンスが多く、側板は杉材がつかってあったりするものがあります。
こんなタンスも洗い直しができます。お問い合わせ下さい。

総桐タンスをお買い上げする前に


総桐たんすをご購入する前に、必ずそのタンスは総桐タンスなのか確かめることです。
お店の店員さんですら知らないかもしれませんが。こんなお店はたくさんあります。
前桐タンスと総桐タンスでは機能面で大きな違いがあります。
高価な着物を収納するには、前桐タンスや三方桐タンスでは不十分です。使えば必ず価値が分かっていただけます。

着物の収納には桐タンスをおすすめします。

お嫁に行くとき、ご両親に買ってもらった家紋が入ったきものは、一生ものですよね。大事に保管してますか?
きものの収納に絶対にかかせないのが桐たんすです。

せっかく高級な着物をもっていても、収納の仕方を間違えれば、
着物はほんとうに"箪笥の肥やし"となってしまうのです。

きものは、そう頻繁に使うものではないですね。お宮参り、入学式、お葬式ぐらいでしょうか。
きものは、とてもデリケートな素材です。染め方も特殊です。
だから、ふつうの箪笥ではダメなんです。変色が起こったり、虫食いにあったりします。
ましてや、きものを購入したときの紙箱に入れていたり、激安!桐たんすの言葉にのせられて買ったタンスでは、
必ず
、きものに変色がおこります。       



害を与える化学薬品をつかいません。

桐たんす専門工房の桐たんすは、あくぬきに化学薬品をつかいません。
すべての工程を伝統の技術と技法
で行います。だから安心してお使いいただけます。

たとえば、桐たんす専門工房のアク抜き乾燥は、
板に製材した後、工房の庭で雨にあて風、太陽にあて乾燥させ、また雨にあて乾燥させを
繰り返し繰り返し行いアクを徐々に抜いていくやり方です。

また、塗装も夜叉の実を煎じて塗料に使う。まったく昔のままのやり方です。
桐たんすに関してはこんなの古くさい時代遅れ、ではないのです。
現代の量産には真似できないものがを伝統として受け継いでいる工房です。
すばらしい先人の知恵を理解しているからこそ、続けているのです。


大量生産にはそれなりの品質があります。

ある桐たんすメーカーさんは
漂白剤を使い短時間で桐の木を真っ白にしているそうです。
コストもかからず、確かに真っ白になります。・・・
おまけに、お客様も喜ぶ安さで売ることができる・・・一石二鳥といったところでしょう。

しかし、数年後それを使っていたお客様からは
「着物が変色した。」 とか 「着物の生地が薄くなった。」
とのクレームが続出したそうです。

そうです、漂白剤はずっと木の中に残ります。
そして、着物のような特殊な生地や染物は
すぐ、敏感に反応し着物をダメにしていってしまいます。

喪服は、とくに変色が目立ち 
袖を通すことなく処分することがおこるのです。
高価な着物です収納方法間違えないでください。

「少ししか着物もってないから桐箱でいいや。」なんて言わないでください。
特に安物桐箱には要注意ですよ。 

なんでも安いものには、それだけの価値しかないですよね。

一般に整理タンスとして売るられているものにも漂白桐を使用したものがありますが
洋服の場合、生地もしっかりしているし、頻繁に出し入れするので
目だって悪影響はないと思います。


ロハスとは、今までの生活を見直し自分も他人も地球もすべてが健康ということです。

「効率よく安ければいい。」
「自分の住まいだけがきれいであればいい。」などといった考えを改める。

「この商品は安いけど自分や他人に害を与えるものでないか?」
家の掃除をする際に、化学薬品を大量に使いきれいにすることは、
自分にも環境にも害を及ぼしているということに気づく。

この地球で生活するには、きれいな水や空気がないとだめなんですよ。

特に日本の生活スタイルには二つのパターンにわかれますね。

安物買いの銭失い   or   良い物を一つだけ

同じお金を使っても目先だけの値段で判断し、飽きたら捨てる。こんな人が前者
本当に気に入ったものを将来を考え自分の子や孫さらに先までを考え、大切に使う人が後者
後者の方が、ロハスなのです。

ロハスは、目先だけの生活にピリオドをうたせることを呼びかけているのです。
水や空気や森林を大事にし、それらから作り出されるものを大切にする生活。


あなたも、環境のこと考えてみませんか?

総桐タンス・・・高いくせに、なんとなく古くさいとかダサイなどと思われがちですが、
全くそんなことありません。

桐タンスというのは、衣類を収納するのに一番適しているものなのです。
しかも、その先150年は使えるのが桐箪笥なのです。
自分の孫さらにはその先々まで、新品同様にして使うことができるすぐれモノなのです。
まさに、地球環境を考えたロハスなものの一つです。

桐タンスは、”洗い直し”という作業によって新品同様になります。
総桐箪笥というのは、年月が経つにつれ日光やチリホコリの影響で赤茶けてくるものです。
こんな桐箪笥も洗い直しという作業により、真っ白な美しい桐箪笥にかわるのです。
桐タンスの表面の汚れを洗い落とし、カンナをかけ、塗装するこの工程を洗い直しといいます。

桐タンスは、つくりの繊細さゆえに高価な商品ですが、
あらゆる面で最高のたんすなのですよ。

では、桐についておはなししますね。

調湿作用バツグンの桐箪笥

桐には、木目の中に0.2〜0.3ミリの細かい穴があります。
木目というのは、木の年輪なのですが、みなさんも木の切り口に濃い茶色の筋が入っているのを見たことありますよね。
この茶色の筋が、木目です。
この木目にある細かい穴が、通気を良くしたり、湿気を一定に保ったりしてくれるのです。
そうです、桐には調湿作用があるのです。


防虫効果も発揮する桐箪笥

さらに、桐には、防虫効果もあるのですよ。
桐の成分の中には、パウロニンやセサミンが含まれています。
バウロニンやセサミンという成分は、虫が嫌う成分なので、虫が寄ってこないのです。
虫が死んでしまうわけではないので、人にも全く無害です。ご安心くださいね。



火事でも活躍桐箪笥

もう一つ、桐箪笥は燃えない。
そうです。本物の桐箪笥は、確かに燃えにくいですね。

しかし、桐箪笥はまったく燃えないというわけでは、ないのです。
もちろん火事になったら、桐箪笥は、外は、真っ黒に焼けてしまいます。
しかし、中の着物までに害は及ばないということなのです。
桐箪笥に使われる桐板の厚さは20ミリ以上。さらに、密閉度が高く仕上げてある。
この二つの条件が整ったなら、まず、火事になっても針箪笥の中の着物やモノは大丈夫ですよ。

しかし、燃えて黒焦げになった桐箪笥を再生させることは不可能です。
燃えたものを削って仕上げたとしても、、従来の桐の木の役目を果たさなくなるのは、一目瞭然です。
火事が多かった昔の時代、人々は、大事な物を桐タンスの中に入れ桐箪笥に水を掛けて逃げたといいます。
そうです。桐箪笥は水を掛けると吸い込み膨張し、より密閉度が増すうえ湿っているため燃えにくくなったのです。
総桐箪笥が燃えないというのは、木の中では桐の木はもっとも発火点が高いことが、明らかになっています。


水害にも活躍した恐るべし桐箪笥

水害にあわれてもこのようにしっかりしていれば、大丈夫です。
二年前の福井県の水害ご存知の方も多いですよね。
この時、水害にあわれたお客様から当工房に持ってこられた桐箪笥が3本ありました。

そうです。はじめて水害にあった桐箪笥を目にしました。
まったく中は大丈夫。ただ、泥汚れがひどくシミになっているだけの状態だったのです。
恐るべし、桐箪笥。
お客様も「桐箪笥持っててよかった。」といっておられました。


桐箪笥に使う桐材は職人のこだわりからトップクラスのみ

桐の木は20年という短い期間で大きく成長することから、
女の子が産まれたら桐の木を植える風習ってありますよね。

昔は、その桐の木で桐たんすをつくってお嫁さんにいったそうですが、
これは、ほんとに昔の話であって、桐の木って育った畑、気候でずいぶん
状態が違ってくるのです。

たまぁーに、桐たんす専門工房にも「うちの庭の桐の木で桐箪笥つくってくれんか」
と、いう電話がありますが、見に行くと、曲がっていたり、土が肥えていたせいか木目があらすぎたりと、まず、桐箪笥とするには無理があり、お断りする場合がほとんどですね。

当工房が使う桐の木は、厳選した桐材の中でもトップクラスの桐材だけです。
柾がまっすぐで、木目が細かく、畑の土のやせた所で育った桐の木だけを使います。

もちろん、工房職人自ら、市場へ出かけ目で見て、触れて、納得いくものしか買い求めません。
桐の木は、畑のやせた地で育ったものが一番です。こんな木は、桐の機能を最高に発揮してくれます。

最高の品質でつくるからこそ、桐箪笥は機能性に富み、耐久性もあるのです。

総桐たんすのお取り扱い詳細

総桐たんすを購入したら、まず、引き出しのなかを乾いた布で乾拭きしてください。
濡れ雑巾や化学雑巾は、絶対に使用しないでください。シミや変色の原因になります。

伝統の総桐たんすは、生地仕上げではありません。
総桐たんす表面には、自然塗装、ろうみがきをしていますので、きれいに洗った手であればそれほど、触れることに神経質にならなくてもよいものです。

ただ、桐は柔らかい木ですので、爪によるキズには充分お気をつけください。
爪の長い方は、薄手の手袋をお使いくださるとよいでしょう。

引き出しの開け閉めの際には、金具を持って左右同力でおねがいします。

衣装盆や引き出しに直接着物を置かないでください。
必ず、たとう紙に入っている着物を衣装包みで包んでから総桐たんすに収納してください。

置き場所にも注意してください。
床の水平な場所へおいてください。
床に傾斜があると総桐たんすは、ゆがみを生じ引き出しがあけにくくなったりします。

湿気の多いところには、置かないでください。
湿気が多すぎると木が膨張し引き出しが開かなくなることがあります。

床暖房の床には置かないでください。
木が乾きすぎて、割れの原因になります。

お部屋へ置く際には、壁から離し箪笥の裏面にも風が通るようにしてください。

天気のよい日は、できるだけ窓を開け部屋の湿気を逃がすようにしてください。

総桐たんすには、油単はかけないでください。桐の木の通気が悪くなります。
油単は、お子様によるキズ、汚しの心配なときやお掃除のときにお使いください。

総桐たんすは、10年20年と使っていくうちに、色が多少焼けてきますが、桐の木の機能は変わらず100年以上も使い続けることができます。大切にお使いください。
しかし、色の変色、キズ、汚れが気になるようであれば、洗い直しができ新品同様にお使いになることができます。
総桐たんすの洗い直し削りなおしは、職人のいるお店でされたほうが確実です。

総桐たんすの洗い直しにも、カンナを掛けて削る方法とサンドペーパーで削る方法がありますが、仕上がりがきれいなのは、カンナを使用した物です。
本当の総桐たんす職人は、カンナを使用し洗い直しをします。
桐たんす お問い合わせ
桐たんすは受注生産です
桐たんす 洗い直し 削り直し
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ナチュラル 桐たんす
総桐たんすだから価値があります
桐たんすは越前の伝統工芸品に指定されています
桐たんすのよくある質問
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越前市大手町5-32-1 
仁愛大学前
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製造直売店

越前市元町6-14 
電話0778-22-0667
FAX 0778-22-9668


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